フジヤマ | 所長の酒乱日記

フジヤマ

こないだ、富士山に登りました☆



富士山って、けっこう気合入れないと登れないやん?



でも登るきっかけがこれ。




【とある会社の内定者飲み会にて】

A君 「いやさぁ、やっぱうちの会社入るかぎり、富士山の気持ち知りたくね?
    トップのさ。」

B君 「せやんな!やっぱトップの気持ちがわからなあかんで!!」

C君 「ほんまやな!じゃあいつ暇?再来週くらい?」

A B君 「ええで!いこや!!」



みたいな感じ。


飲み会でのノリが、実現して、内定者4人でほんまに富士山登ってきました。




普通は直前で臆する人が多いみたいですが、

僕ら内定者はいい意味でも悪い意味でも軽いノリで行ってきました。




前の日から、天気はあまりすぐれず、

とうか俺の体調自体すぐれず・・・・(明らかな飲みすぎ)



富士山5合目に着いたときにはこんな感じ。


fuji



もう霧の中。真夏なのに肌寒い。




まぁ、次の日の晴れを信じて登山開始。



のっけから息の上がる内定者たち 笑




僕は登山の前に夜中走ったりプールに行ってたおかげが、

あんまり疲れず、意気揚々とカポカポ歩いてました。



でもなんか足元に違和感を感じて、ん?って見たら、
靴の底がびろーーーーんって。



biron  びろーーんて。




よー見たら底が抜けてました。




登山開始から1時間そこらで、靴の底が抜けたんです。



もう、、、そりゃテンションがた落ちですよ。



しかもその靴はオヤジが俺にくれたやつ。




あの親父、俺にばったもんくわせやがってアホンダラァ、なんて思った

けどまァしゃーない。




とりあえず応急処置。

fffffff



情けねぇ。


でもそんなこんなで7合目までなんとかたどり着きました。



7合目くらいでは早くも最後の手段のはずだった

スニッカーズにみんな手を出す。


空気も薄いし、けっこう辛かったよねぇ。


それからまた何時間か歩いて、やっとこさ宿のある8合目に到着。

fuji4  名前、もっとええのあるやろに。


でもこの宿、キムタクなんかも泊まったらしい。



まァ、泊まると言っても、ただの雑魚寝。


布団がざーーーって、ひいてあって、そこで仮眠するだけです。

友達に至っては、隣(隙間30cm)にめちゃ臭そうな外国人がどーーんって

寝てました。



しかも晩飯はちっこーーーいカレーのみ。


あまりに腹がふくれんので、一個600円のどんべぇに

手を出してしまいました。



んで、仮眠の後は、夜中の1時くらいに頂上に向けて

出発。



あんねー、写真で伝えられないのが悲しいけど、

感動しましたよ、満天の星空に。




あんなんもう一生見れんのじゃないかって。



あの星空で何度も疲れが吹き飛んだね。



で、まぁ8号目出発してから1時間半ほどで頂上に着きました。



頂上についた頃にはもう足が

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こんなん。



ガンダムみてぇ。よく歩いたなぁ 笑



登頂ほどなく、空が明るくなってくる。

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もう、寒さも吹き飛びますよ。キレイすぎて。



そしてご来光。



fuuuu




きれいやったなぁ・・・。


そらがこんなにキレイやとはおもわんかったなぁ。




これまでの疲れも寒さもぶっ飛ぶ感動でした。



ご来光ほどなく、下山。下山が一番疲れたけど、

でも登ってよかった。




ノリとはいえ、未来の同期たちと日本一の山を最後まで登れたこと。

天気予報を尻目に、ちゃんとご来光を拝めたこと。

600円のどうんべぇをうめ~って言いながらすすったこと。

薄い空気の中、やっとこさで火をつけて、一服したこと。

でけぇ外人と、寝床を争う同期を見つけたこと。

山を登ることで、自分のペースだけではダメだと気づいたこと。

道を間違えたこと。

スマイリー♪って歌ったこと。



一個の山を登ってたくさん気づきました。学びました。嬉しかった。



いい経験を、させてもらいました。





ざーーっと、書いてしもうたけど、最後にお気に入りの一枚。




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富士山山頂にて。



たくさんの人がこの山を登って、たくさんのことを思ったんやろな。