恋愛は難しい | 所長の酒乱日記

恋愛は難しい

mikki

ネズミーランドに行って来ました。
こないだね。






ネズミーというと、みんな揃って言うのが、

「あそこは夢の国だよね~」





うん、まぁたしかにそう思う。



ゴミも落ちてないし、働いてる人はみんな笑顔。
メルヘンチックなアトラクション。




人の多さを省けば、ほんとになんか気持ちが

楽しくなっちゃう場所やんね。



でも本当に 「夢の国」 といえるでしょうか?






僕が最近よく頭に浮かべる言葉があります。




それは 【 代償 】 という言葉。




「鋼の錬金術師」という漫画をみなさんご存知ですか?


友達にすすめられて読んでるんですが、

これが何気、深い・・・



ただの漫画だと思ったら大間違い。



考えされられます 笑




この漫画、まぁ主人公が錬金術・・・まぁ魔法みたいなもの


を操るんですが、その魔法を繰り出すには必ず「代償」が


必要だということなんよ。



まぁたとえば、人を生き返らす魔法を使うなら、

人が1人死ななくてはいけない、みたいなね。



そうやって世の中も、代償を繰り返して成立っているんだ、

みたいなことが書いてあるんすよ。たぶんね。





これはなるほどなと思いましたよ。




そういう考えの下、ネズミーに行ったら、なんか怖くなったよね。






働いている人は、客から何を言われてもたぶん笑顔。

むかついても笑顔。

どんなことがあっても笑顔、でしょう。


絶対ランドを出て、たとえば同僚とかと

飲みに行ったら、ものすごい愚痴の量やと思うんよ。


働いている人たちは、我慢とかむかつきを

どっかで発散してるんやないか、って。



その代償は大きいなぁ、と思うわけです。

僕らは5千円やらそこいらで、夢を見た気になれるわけですが、

その分誰かが我慢してる、むかついてる。

辛い思いもしてると思うんよ。



居酒屋の接客とは違うからね。

理不尽なことも多そう。




まぁでも働いてる人みんながむかついてるとも思わないし、

心から楽しみながら働いてる人もよーさんおると思うけどね。





でも思うね、やはりあそこは作られた「夢の国」です。



歩いてたらみんななんかしら耳やら王冠やらつけてます。


大阪弁まるだしのおぼはんも、

スカートはちきれそうなおでぶちゃんも、

ギャルも、ギャル男も、


みんな耳が生えてます。みんなネズミになりきってます。




ええねんよ、ええねんけどね。



みんな、現実の生活での疲れの代償を、

ああいうとこで発散してるんですかね。






そんなことをボケーッと考えてたら、一緒に行った女の子の

手もつなげませんでした。情けないね。



嫌われたかなぁ・・・はぁ。



1人で考え事してしまった代償は大きいです 涙